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2004年10月16日
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リストカッター
今日私は、2冊の本を、仕事の合間で一気に読んでしまいました。 「夜回り先生」「夜回り先生と夜眠れない子どもたち」です。 実は、ラジオの深夜放送の中で、この本の著者である水谷修氏の講演を偶然聴いたからです。 以前雑誌で、この方のインタビューは読んだことはありました。 印象的であり、衝撃的な内容でした。 関わった3万人の子供のうち、自分の手首を自虐的に切ってしまういわゆるリストカッターは、85%だといいます。 生きていることを確認するために切るのだそうです。 私が、久しぶりに真剣に本を読んでいるので、娘が「その本おもしろいの。読ませてよ。」と声をかけてきました。 そのとき、この話をすると、 「小さい頃けがして残っているわたしの手首のすじを見て、『ユウあんたリストカットしたん。』って何人も言うちゃが。」 と。 子どもたちの中では、リストカットはもう認識したものとなっていることに二重のショックを受けています。 あまりにも不安定な子どもを取り巻く環境。 大人が変わること。 これしかない。 子どものせいにするな。 もっと、ほめることのできる大人になれ。
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