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2006年4月23日
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養蜂業ピンチ
ニセアカシアの木をご存じでしょうか。日本では、最高級の蜂蜜が採れる主に北日本に生息する樹木です。
この樹木が、環境省の定める特定外来生物(海外が期限で、生態系や農林水産業に悪影響を及ぼす生物)の「要注意リスト」に加わわったことにより、伐採が進められている地域があるというのです。そのため、養蜂業者に危機感がひろがり、指定取り消しの動きが始まっています。
指定取り消しの理由として ○ニセアカシアは、大気と土壌を浄化する作用がある。 ○明治初期に日本に入り、北海道民になじみが深く愛されている。 ○はげ山の緑化に貢献しており、環境保護に役立っている。 ○伐採は、養蜂業者にとって、死活問題である。 ○花粉交配のためミツバチはなくてはならないものであり、農業への影響は計り知れない。 ○一度指定されれば、「悪いもの」として伐採が進む。また、新たな植栽が出来なくなる。 ことをあげられています。
公明党県本部は、この問題について、環境省に、長期的な視野でこの問題を検討し、机上の議論ではなく、養蜂業者をはじめとする現場の声をしっかりと聞き、取り組んで頂くよう要望していきます。
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